前回言いたいこと:
 人は、人前で「優越感」にすがる。
 その反動形成。「劣等感」を生じる。
 低下したセルフイメージに、自分の方を擦り合わ
 せるために、自慰したり、遅刻したり、失敗した
 りする。禁忌を犯す。その最大の行為が自殺。


今回は、①失敗例②成功例


①(i)規範に依存する。→何も変わっていない。傍目には大人しくなったように見える。しかし自殺の危険は増す。(「Alter Ego」のSuperego End)
 
 
 (ii)図々しく振る舞う。→「外」から圧力を感じているから、「対外圧力」を増す。

「私は、腐女子だけど、女子力を磨いてます。『腐女子だけど可愛いでしょ?』って。正直、このおばさんたちは、努力が足りないと思う。」と言った人。(ねほりんぱほりん腐女子 を参照。)

結局、「私は腐女子だから、気持ち悪いんだ。」という男目線の偏見が、彼女に残っている。父権社会のホモソのヒエラルキーから脱していない。

「可愛い」を武器にして図々しく振る舞っても、それは同じ。危うい。「腐女子だけど、何が悪い?可愛くもないけれど。私は好きなことをやっているんだ。」という境地に達するまでは、不安定。私もこの道を選ぼうとしていた。危ないところだった。


②あくまで、私の体験談である。


私の幼少期から、私の振る舞いに影響を与えた出来事。それらすべての経験と、その影響を再考察・再評価し、人生をメタ認知する。


これは、かなりの体力を要する。かなり消耗する。向き合いたくない過去と、真正面から対峙するのだから、当然だ。


しかし、もうそれしかない気がする。勿論、もう既に疲弊しきっていて、そんなことをする余裕などない。と言う人は、ゲシュタルトセラピー等に参加するのも、良いかもしれない。


でも、「人生を変える方法」とか、「神様を愛し、運命に愛される!」みたいな本を読んだり、倫理を学んだりする体力があるなら、自分で考える方が良い。


そこに書いてあることは、あくまで「他人の言葉」である。