たつき監督の怒り

たつき監督

CGアニメーション監督。*1終わりかけていたけものフレンズプロジェクトを大ヒットに導いた立役者。*2『ケムリクサ』では、円盤が毎巻毎週10000枚越えの大ヒット。


Twitterでは、あまり長文のツイートをしない。*3ツイートするとしても、すべて自作のアニメ関係のことについて。また、落ち着いたツイート。

京都アニメーション

言わずと知れた有名どころ。『涼宮ハルヒの憂鬱*4から『中二病でも恋がしたい!』、『けいおん!』、『響け!ユーフォニアム』、『Free!』、『リズと青い鳥』、『弦音 ツルネ』、『ヴァイオレットエヴァーガーデン』など。


特に『ヴァイオレットエヴァーガーデン』は国内外を問わず、高く評価された。私も、何回も泣きそうになった。

京アニ放火事件

34人の死者を出し、「地下鉄サリン事件」などを越える、戦後最大の事件となった。『Free!』の新作アニメーションのサーバが損傷を受け、状況は混乱している。

たつき監督、怒りのツイート

これを受けて、たつき監督は怒りと疑問を投げ掛けた。

わかばとの共通点

『ケムリクサ』のヒロイン、わかばたつき監督には、共通点がある。

https://www.nicovideo.jp/watch/sm35089449



二人とも、普段は温厚だ。わかばはある一回を除いて怒ったことがない。たつき監督は、けものフレンズ降板騒動や第二次たつきショック*5のときでさえ、理性的なツイートをした。

他人のために怒る

わかばが感情を露にしたのは、ケムリクサ第8話Bパート後半。彼が可愛がっていた「シロ」というロボットの殆んどが活動停止した*6後、彼は泣いた。

「僕のせいだ…僕の…指示で…」


たつき監督が感情を露にしたのは、私の知る限り一回だけだ。京アニ放火事件の後。彼は、同じアニメクリエイターとして、感情移入したのかもしれない。

「亡くなられた方がどれだけの、膨大で地道な時間を人知れずアニメに使ってきたか、のべ何万人何億人のひとの時間を豊かにしたか」と称え、「そんな方々がなぜこんな苦しいつらい終わり方をしないといけないのか」

*1:有名なものでは『てさぐれ!部活もの』←CGのみ、『けものフレンズ』、『ケムリクサ』。irodoriにて『デスメタルさやかと仏滅』から『へんたつ』まで。意外なものは『PHYCHO-PASS サイコパス2』のCG担当。

*2:後にけもフレプロは、名前を呼んではいけないあのアニメによって殺された。

*3:私はTwitterをやっていないので、正確なことはわからない。確か短いツイートが殆んどだった。

*4:予測変換にさえ出てくる。しかし機種にもよるだろう。

*5:けものフレンズの脚本費、台本印税未払い問題

*6:事実上、死んだ