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驚いた

英語の模試

私がほんの数分前に解いていたものだ。その文章題に興味深い題を扱ったものがあった。

3000個

これは、平均的な人が1日に見る広告の数だ。何を以て「平均的」とするのかは示されていなかったため、ここでは平均的な年収の、平均寿命を2で割った人とする。

媒体は様々

それはインターネット上に表示されるウェブに限らない。Tシャツ、キャップ、サッカーコートの壁、テレビ、映画館、ビルの壁など様々だ。

広告が助長する差別

広告と男女差別に関するエコーチェンバについては、フェミニズムが再三指摘している通りだ。ここではエコーチェンバを図示することができない*1ので、可能な限り分かりやすく説明する。

①子どもが差別的な広告を見る*2

②差別的な思想やミームに汚染された子どもが大人になり、その一部は広告を作る。

③その広告が世に出る→①へ

広告の怖さ

それは、広告を見た人が意識するかしないかに関わらず、必ず影響を受けることだ。広告はサブリミナル的な効果をもたらす。

これから生まれて来る子どものために

広告は勿論、誰にでも影響を与える。しかし、最も影響を受け易いのは子どもである。意外なことに、子どもは4歳から嘘を吐く。「子どもは嘘を吐かない」は大人が抱く幻想である。だが子どもが何歳から他人の嘘を疑ったり、気付いたりするのかは未だ分かっていない。


その年齢は、大人が想像するより低いかもしれないが、それでも子どもが影響を受け易いのは確かだ。子どもはまだ素直だからだ。年齢を問わず、広告と文化とが相互に影響を与え合う問題について、議論する必要はある。だが、その影響を最も受け易いのは広告を作る世代の人間ではないことを、忘れてはいけない。

*1:このブログをスマホから更新している

*2:社会には差別があるという前提で進む。事実、差別は存在する。