うつ病

気づかなかった

自分ってうつ病だったんだ

ということに、ある記事を読んで気付いた。google:自殺・からあげ


不思議なことに、気づかないまま精神を病むことがあるようだ。記事の内容にはとても共感した。私もうつ病を経験するまでは、「すぐに死にたいとか言う人の気が知れない」だのと言っていた。

簡単に「死にたい」だの「もう無理」だのと言う奴が嫌いでした。
それが今は軽々しく文字に起こせてしまうことに、申し訳なさが募るのでした。


これは青谷さんの曲、「40歳くらいで死にたい。」の歌詞である。私もこんな感じ。たぶん、この感覚は経験した人にしかわからない。


うっかり「ナイフを持ち歩いていると、たまに死にたくなることがあって危ないから、ボールペンに変えました。」と言ってしまったとき、私と同じ部活の部員である彼は「えっ!そんなに追い詰められてんの?」と言った。


私にとっては「追い詰められている」という感覚はなく、むしろ日常である。一番酷かった時期*1に比べれば、かなりマシな方*2だし。しかし、やはり自殺願望未経験の彼にとっては、驚きだったらしい。

たまには戻る

希死念慮がほとんどなくなった私だが、「正常な状態に戻った」という感覚は無く、むしろ希死念慮が懐かしい。メタ認知できるようになってかなり安定したが、希死念慮が完全に消えるわけではない。この絶望は死ぬまで私を覆っているだろう。


だから、たまには青谷さんの曲を聴いたりしてガス抜きをする。青谷さんの曲はオススメ。生きたくない人は特に。

*1:自殺願望があったとき

*2:かなり軽い希死念慮